設立経緯
私たちは、今まで地域の野良猫のTNR活動を地道におこなってきました。
市からの助成金で不妊手術及びノミダニ駆除を行い、ワクチン接種やエイズ白血病検査など助成金の限度額で賄えない分は自分たちで支払ったり、フリマでの売上、里親様や支援者様からのご支援金でなんとか活動させて頂いてきました。
しかし、4月の初め、武蔵村山市の賃貸一軒家にて一人暮らしの方が孤独死され、その後3週間もの間、21匹の猫達が屋内に取り残されました。
21匹の猫達を救うべく、非常に多くの方々にご協力いただき、19匹の猫達をなんとか保護することができました。(残念ながら2匹は間に合わず屋内でなくなりました。)
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保護した19匹の猫達は非常に健康状態が悪く、腎不全末期、すい臓炎などの病気から、泌尿器系、内臓系にダメージがでている子が多く、また、ほぼすべての子が3週間の飢餓のため、重度の貧血と脱水状態、口内炎などで食事をとることもままならず、皆、体重増加、貧血の値がよくなるのに時間がかかっています。
現在でも点滴の通院、自宅での点滴、検査や口内環境改善のための抜歯や、入院などで医療費が非常に多くかかっています。
劣悪環境で必死に生き延びた猫達を1匹も死なせたくない!
その思いで、救出にあたったTNR地域猫の会と多くの団体の預かりさん達が必死に通院や看病、お世話にあたっています。
現在は4匹を他団体へ譲渡し、そちらの団体にて医療や食事のお世話をしてくださっています。
茶太郎くんは残念ながら預かりさんの献身的な治療の甲斐なく、腎不全で亡くなりました。
新たな家族と出会えたゲンキくんとキッチーくんは幸せに過ごしています。
現在は12匹の治療とお世話をしている状況です。
救出からSNSなどを通じてたくさんのご支援を頂いていますが、長期入院や長期の点滴、各種検査など、12匹の医療費がまだまだかかっている状況です。
何年も電気ガスが止まったお家で過ごし、人の温もりもほとんど味わうことなく、冬は寒さと夏の暑さに耐えながら生きてきた保護猫達に、きちんとした医療を施したい。
おいしいご飯を食べてもらいたい。
生きたい、という猫たちの気持ちを叶えたい。
お腹いっぱい食べて、ふわふわのベッドで安心して眠ってほしい。
人の優しさに触れ、嬉しい、楽しいという気持ちを感じてほしい。
どうか皆様のお力をお貸しください。
12匹の猫達のために、どうかご支援よろしくお願いいたします。